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研修医体験記7月

2019年9月12日

2019年7月の研修医体験記

2019年7月は、自治医科大学附属病院と帝京大学医学部附属病院から一名ずつ計二名の初期臨床研修医の先生が当院で地域医療研修を行いました。お二人には層の厚い勤務体制を生かして、一例一例に集中して積極的に診断や治療の方針を立てる経験をしていただきました。多彩な症例から日々得られるものがあったとすれば病院スタッフ皆にとっても大きな喜びです。知床をはじめとする道内の観光にも最適な季節でした。知床斜里ねぷた祭りも楽しんでいただけたことと思います。

お二人の先生から研修後にいただいた感想をご紹介します。

「私は自治医科大学附属病院の地域研修プログラムで、7月の1ヶ月間研修させていただきました。斜里での研修は病棟管理を中心として、外来診療、超音波検査、訪問診療、救急外来当直など様々な研修を経験することが出来ました。研修医ながら、診断治療を主体的に担う担当医としてのマネジメントが必要だったため、自分の未熟さを痛感しましたが、熱心に指導してくださる指導医の先生方、スタッフの方々のお陰で日々成長することが出来たと感じています。また、週末には知床を始めとする道東の雄大な自然を満喫することができ、北海道の魅力を感じることができました。非常に有意義で熱い研修をさせて頂いた、斜里町国保病院の皆様に感謝申し上げます。」

「普段は都内の大学病院で研修をしているので、各科に細分化された専門領域をローテンションしているため、自分の専門領域以外では他科の医師にコンサルトすることも多々あります。一方で斜里町病院での研修では肺炎などの感染症や糖尿病、心不全といったcommon diseaseからサルコペニア・フレイルなどの老年期疾患、各種疾患によるADL低下に対するリハビリテーションの症例などプライマリケア・高齢医学の中でも多彩な症例を自分が主体的に診察するという貴重な経験をさせていただき、もっと自分も満遍なく知識や経験を積まないといけないなと痛感しました。

 また、地域の中核病院ではありますが、検査や治療に限度があるため、脳外科の症例や循環器内科の専門的治療を要する症例は他院に転院搬送することも何度かありましたが、自施設でどこまで診察ができて、どこから他院に転院搬送するのかの線引きの判断がとても難しいなと感じました。この気付きは学生時代に地域の病院で実習をしていた時には中々気付けなかったものの、実際に地域医療の担い手として医師として研修し、自分で症例に対峙する中で気付くことが出来ました。大学病院ではほぼ全ての診療科や検査ができるため、ともすると検査などはやや過剰になってしまうこともあるかもしれませんが、今回の経験を活かして真に必要な検査や治療を吟味できるように、これから経験する症例に向き合っていきたいと思いました。

斜里町病院はドクターのみならず、看護師・薬剤師・検査技師・PT/OT/ST・事務の皆さんなど病院に携わる皆さんがアットホームに迎え入れてくれたため1ヶ月間とても楽しく研修することができましたし、知床の雄大な自然も堪能することができて充実した1ヶ月となりました。どうもありがとうございました。」

 

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