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研修医体験記5月

2019年8月9日

2019年5月の研修医体験記

当院は複数の教育病院から地域医療の短期研修を行う臨床研修医の先生方を受け入れています。研修医が病院にいることで活発な教育活動が促され、相互の診療の向上につながるため、研修医は病院にとってとても重要な存在です。ここでは研修を終えた先生方の感想をご紹介していきたいと思います。

2019年度最初となる5月の地域医療研修には、栃木県の自治医科大学附属病院の初期研修2年目の先生に来ていただきました。地域の小規模な病院で働くのは初めての経験とのことでしたが、あっという間に職場環境に順応していました。研修に打ち込むのみならず、休日には道東の海と森と湖を満喫していただきました。また、今回担当していただいた重症感染症の一例は学会で報告する予定です。

研修後にいただいた感想をご紹介します。

「私は地域医療の研修先として1か月間斜里国保病院でお世話になりました。斜里国保病院を選んだ理由は単純にせっかく1か月間行くならば一番遠く、世界遺産に登録されている地に行ってみたいという理由でしたがとても充実した日々を過ごすことができました。

 救急搬送の初期対応や、主たる担当医という立場で診療させていただきました。今まで自らが主体となり治療方針の決定をしたことがなく、初めは不安もありましたが上級医の先生方が一つ一つ丁寧にフィードバックしてくださり本当に勉強になり貴重な経験をすることができました。院長の訪問診療では地域に密着した医療を身近に経験でき、斜里町の人々の健康を多職種の方々が連携して支えていることを感じました。

 また、職種間の垣根が低く放射線技師さんから直接超音波の当て方を教えていただいたり、ナースステーションでも常に笑いが絶えず明るくあたたかい雰囲気で仕事をすることができました。

短い期間でしたが先生方や病院スタッフの方々から多くのことを学ぶことができとても楽しく充実した1か月を過ごすことができました。斜里国保病院で学んだことを今後に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。」  

機会があればぜひまた斜里町に遊びにきてください!